春夏秋冬コース

春夏秋冬コース

防府の四季折々に楽しめる花とイベントを満喫するコースです

防府市には、四季折々に楽しめる花とさまざなまイベントがあります。

春のコース

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防府天満宮の梅

防府市の春の訪れは、防府天満宮の「梅」からはじまります。「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」都に別れを告げるために詠んだ菅原道真の和歌が胸に響きます。防府天満宮のある天神山遊歩道に、その和歌を刻んだ歌碑が建っています。ここの梅は、約1,400本あります。見頃は、2月中旬から3月中旬です。


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さくらの名所

さくらの花の名所も防府市内には数多くあります。防府市の中央に位置する桑山(くわのやま)公園には、約500本もの桜が咲き、花見のシーズンには多くの人で賑わいます。また、天神山公園には約450本、大平山では約260本、向島運動公園には約570本、毛利氏庭園では約160本の桜があります。佐波川土手(桜づつみ)にも咲きます。開花は、4月上旬頃が多いのですが、場所の違いやその年の気候によって、若干ずれることがあります。


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周防国分寺 聖天尊大祭

4月の第一土曜日には、周防国分寺で聖天尊大祭が行われます。この周防国分寺は、聖武天皇の勅願により、国ごとに建てられた官寺のひとつで創建当初の境内に今も伽藍を残すきわめて珍しい例として知られています。境内地は国の史跡に指定されており、また重要文化財の金堂には、藤原時代初期の木造日光・月光菩薩立像をはじめ多くの仏像、宝物があります。


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宇佐八幡宮 しゃくなげ園

4月中旬~5月上旬になると約850本の花が見ごろを迎え、シャクナゲまつりが開催されます。


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ツツジ

5月中旬には、標高631m大平山の頂上に10万株のツツジが咲きます。
また毛利氏庭園には約400株、美しき佐波川の土手にもツツジが咲きます。


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エヒメアヤメ

エヒメアヤメは中国東北部、朝鮮半島を中心に分布しているアヤメ科の多年草で、4月から5月にかけて青紫色の花が咲きます。花の直径は5センチ前後の小型のアヤメです。

エヒメアヤメの種子はアリによって運ばれ、生育の範囲はゆっくりと広がります。したがって日本と中国、朝鮮半島にエヒメアヤメがそれぞれ自生しているということは、これらの地域が遠い昔に陸続きだったことを示す植物学的資料となるのです。

防府市西浦の自生地は、「エヒメアヤメ自生南限地域」として国の天然記念物に指定されています。


花・イベント 場所
防府天満宮
さくら 桑山公園、天神山公園、毛利氏庭園、大平山、向島運動公園、佐波川土手
聖天尊大祭 国分寺
つつじ 大平山、毛利氏庭園
エヒメアヤメ

西浦

 


夏のコース

 

東大寺別院阿弥陀寺のあじさい

防府の梅雨は、6月中旬頃に咲く東大寺別院阿弥陀寺のあじさいによって心なごみます。この寺は、東大寺再建のため周防国へ西下した重源上人が、後白河法皇の現世安穏を祈って、文治3年(1187)建てた古刹です。国宝の鉄宝塔をはじめ貴重な仏像・古文書がたくさんあります。また、境内には4,000株のあじさいが植えられていることから、あじさい寺としても有名です。カメラを手にした観光客の姿がよく見られます。


大楽寺のひまわり

女優で人気があった夏目雅子が眠る桑山の大楽寺。夏目雅子が愛してやまなかったひまわりの花が、彼女を偲んで、約600株植えられています。7月から8月にかけて、ひまわりの花が咲きます。


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海水浴

夏といえば海水浴ですが、防府市内でも海水浴が楽しめます。富海、野島の各海水浴場です。


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塩田跡地

防府市は江戸時代中期から昭和30年代まで約260年間にわたって、全国有数の塩の産地として栄えたことで有名でした。三田尻塩田記念産業公園では、その塩田跡地の一角にかつての入浜式塩田の諸施設を復元し、併せて道具類の展示、塩づくりの様子をわかりやすく紹介しています。園内には、当時の釜屋煙突がそびえ、塩づくりの苦労がしのばれます。


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防府天満宮 御誕辰祭

防府市の夏で忘れてはいけないのが、防府天満宮の御誕辰祭です。菅原道真公の誕生を祝う祭りで、8月の3、4、5日の3日間行われます。毎夜灯される万灯明や献灯ボンボリのあかりが涼を呼び、多くの人が参拝します。


 

そのような防府市の夏も秋へかけて、佐波川に竹を組んで堰止め、落ち鮎を捕獲するやな場がかけられます。その風情は鮎の味とともに風物詩となっています。


花・イベント 場所
あじさい 東大寺別院 阿弥陀寺
ひまわり 大楽寺
海水浴 富海、野島
御誕辰祭 防府天満宮(万灯の夕べ)
落鮎 佐波川

秋のコース

防府平野の田の稲が実ってくると、もう秋。美しい防府の秋です。

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玉祖神社 占手神事

玉祖神社では、県指定無形民俗文化財の占手神事が、9月24日頃行われます。相撲方二人が左右にあるいは前後に進退し、相撲のような動作を行い、最後に北面して鬨(とき)の声をあげて退出します。極めて呪術的儀礼に富んだ、古式ゆかしい行事です。


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毛利氏庭園の紅葉

紅葉は毛利氏庭園。この季節、毎年のようにテレビでも放映され全国に紅葉が紹介されます。


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防府天満宮 花神子社参式

また、防府天満宮では、10月には花神子社参式が行われます。11月の御神幸祭に奉仕する大・小行司が斉戒沐浴して譲しだした新穀による一夜御酒を清浄無垢な花神子により神前に供え、御神幸祭の無事を祈願する行事です。かわいい花神子には、微笑んでしまいます。


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関西以西屈指の荒祭り
防府天満宮 御神幸祭(裸坊祭)

さて、11月の御神幸祭は裸坊祭とも言われ、関西以西屈指の荒祭りとして有名です。約5千人の裸坊が寒月の下、二体の御神輿と巨大な御綱代輿を奉戴して、かけごえも勇ましく長蛇の列をなして進みます。とくに威勢のいい裸坊に取り囲まれた御網代輿が、地響きをたてながら階段を滑り降りるのは圧巻です。

この祭りの終わりと共に防府市は冬へと季節が変わります。


毛利博物館 特別展「国宝」

毛利博物館では、特別展「国宝」が11月に開催されるのも見逃せません。


花・イベント 場所
月見 大平山
占手神事 玉祖神社
紅葉 毛利氏庭園
花神子社参式,御神幸祭 防府天満宮
特別展「国宝」展 毛利博物館

冬のコース

防府市では、積雪は年に数日しかありませんが、さすがに冬の風は冷たいです。

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防府天満宮へ初詣

防府天満宮には、初詣に毎年多くの参拝者が訪れ、賑わいます。
学問の神様・菅原道真公が祀られていることで、合格祈願をする受験生や家族の姿も見られます。今年一年無病息災で過ごせることを願い、初詣に出かけましょう。


大平山の初日の出

初日の出は大平山の山頂から見ると最高です。


春日神社 大寒みそぎ

春日神社で行われる大寒みそぎは、見ているだけでも身がひきしまりそうです。


花・イベント 場所
笑い講 大道小俣
初詣 防府天満宮 ほか
初日の出 大平山
大寒みそぎ 春日神社

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